元を取ろうとするバカ
2013-03-03 哲学
なんかやたらと元を取ろうと躍起になる人たちがいる。
商品を買うとき、サービスを買うときとか、いろんな場面で元を取ろうとする。
しまいには、給料の元を取ろうとして、給料分以上働かないっていう思考に陥る。
こういう感覚の人って、ほんとヤバいと思うんだよね。
よくわかんない損得勘定だけで生きているわけ。
しかも、こういう人が意外と多いから、マーケティングの常道として価格以上に目に見える価値を表示したりすることになる。
単純な例だと、「いくら出せば、いくら稼げますよ」的な表現だ。
マーケターの立場からだと使わざるを得なかったり。「元を取る」って思考は今すぐ捨てるべき。
なぜか。
人生において重要なのは「成長」だよ。
給料以上に働くから成長できるわけ。
本や教材やセミナーもそうだよ。
その商品に価値を見い出すかどうかは、買った人の行動によるわけ。
にもかかわらず、「損するのが怖い」とか言う人たちがいる。
たしかに偽物もあるだろう。
でも、それを人生に活かすかどうかは、受け手の問題なんだ。
ブッフェで元を取ろうとして、やたら高い食材ばかり食うくらいはいいかもしれない。
私も昔、アトランティックシティのカジノに入り浸っていたころ、ブラックジャックで負けたからサービスのブッフェで取り返そうと食いまくって、吐いたこともあるし、パチンコ屋の新装開店で負けて飲み放題のヤクルト飲みまくって腹壊したこともある。
でも、結局、何にもならない。
単なるバカだった。何が言いたいかというと「元を取る」思考は、あなたの成長を妨げる一因だから、今すぐ排除しろってこと。
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