守りたいと思うと守れない

2014-01-09 哲学

この前乗ったタクシーの運転手と話したんだが、結局、

タクシー乗り場で待っている連中は相当売り上げが悪い

らしい。

そういう連中に限って、

「1時間待ったのに、1メーターだったよ」

とか愚痴るのを楽しんでいたりするという。

オレが話した運転手は毎日のランキングがいつもトップ3に入るみたいだが、
よほどのことがない限りタクシー乗り場では待たないという。

タクシー乗り場で待つ運転手の気持ちはわからないが、
もし「手堅くいこう」と思っているんなら、そう人生はうまくいかない。

話は少しそれるが、「手堅く」とか「守ろう」とか思った瞬間にすべては、
うまくいかなくなるもんだ。

ビジネスだって守ったら終わりだし、安定を求めたら終わり。

ビジネス環境なんて、常に変動しているんだから止まったら終わりだ。
そもそも人生そのものがそういうもんだろう。

少し金ができたから、お金を守ろうとして金融商品に騙されたり、
安定した会社で安定した給料をもらおうって思ってたらつまらない人生だったり。

「自動的に安定収入が…」

なんてコピーに騙されたり。安定を求める人間を騙すのが一番簡単だから

いつも言ってることだけど、情熱がない人生は一気につまらなくなり、人も金も運も寄ってこなくなる。

結局、「手堅く」とか「守ろう」とかすると、守ろうとしていたものすら守れなくなるのが世の常だ。

でも、人間はどうしても弱いから守りに入りたがる。

とにかく、人生において守ろうとしないことが重要だ。共感したらシェアを。

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