■脳が「不安」や「悩み」を作り出す
累計1000万部を売ったプロデューサーによる電子書籍第4弾。
今回は、
日本という豊かな国に生まれたがゆえの病
について書かれている。
生きるために必死にならなくてすむから、
「生きる意味」
「生まれてきた意味」
「幸せ」
「ワクワク」
「夢」
ばかり求めるバカどもに「今」の重要性を説く。
「人生は「過去」でも「未来」でもなく「今」だけ」
「アナタの「過去」と「今」はまったく関係ない」
…など、強烈なメッセージ。
詳しくは下記の「まえがき」を。
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<まえがき>
◆人生はパンク
本書を手にとってくれてありがとう。
この本はオレにとっての第4弾になる。毎月出そうって決めて4ヶ月続いたわけで、自分をほめてやりたい。笑
今回の本のタイトル『It`s Alive』はニューヨークのパンクバンドであるラモーンズのライブアルバムのタイトルからパクった。
オレはパンク音楽が大好きだ。プロデューサーとして憧れている一人もセックスピストルズのマルコム・マクラレンだったりもする。
なんで、オレがパンクが大好きかっていうと、
「パンクはパンクだから」
なんだ。
つまり、そこに理由なんかなく、好きだからだ。
わかる?
つまり、理屈でも何でもなく「衝動」だからだ。
パンクは「衝動」だから。
演奏が上手いわけでもなく、キャッチーなメロディだからでもなく、「衝動」でしかないからだ。
でもさ、人生なんて「衝動」でしかないと思うんだよ。
人生に理由なんてないって思うんだよ。
人は何で動くのかに理由なんていらないんだよ。
だってさ、人を好きになるのに理由は必要ないだろ?
ごちゃごちゃ考えないで「衝動」だけでいいんだってのを、本書を読めばわかってもらえるはず。
だから、パンクってのは音楽にとどまらず、ファッションやアートにまで影響を及ぼしたんだ。
そう、パンクってのは「生き様」そのものだから。
◆人生はその日暮らし
実は、これはバンコクから羽田に戻る飛行機の中で書いてる。バンコクで感じたのはカオスだった。ほんと何でもあり。
オカマあり、援交あり、ぼったくり当たり前、子供だって必死に金を集めてたり…。仏画をやたら車内に貼ってるタクシー運転手がぼったくる気満々だったのは笑えた。
そこには「ナマ」の人がいた。
なんだろう?
欲望むき出しの「ナマ」の人だ。
だから、熱気があった。
そこにオレは「生(せい)」を感じた。
結局、生きるってのは「ナマ」なわけ。
でも、オレたち日本人は「ナマ」じゃない。過去や未来にばかりエネルギーを注いでる。
そりゃそうだ。
こんなに豊かな国なんだから、今を一生懸命生きる必要なんかない。何も考えなくたって明日も生きていけるから。
でも、そのせいで、エネルギーのない人だらけになっちまったわけ。だから、街中に活気がなくなっちまったんだ。
そういえば、今年の2月にフィリピンの台風被害のチャリティセミナーをやったんだけど、現地に行った同志が言っていた。
「子供たちはみんな輝いていた」
ってね。
そりゃそうだよ。貧しいから今を一生懸命生きるしかないんだから。
今だけに集中すれば誰でも輝けるんだ。過去も生まれも学歴も預金残高も年収も全部関係ないんだから。
◆「今を生きる」ことは自分を大切にすること
なにもオレは貧しくなれって言いたいわけじゃない。
「今を生きる」
ってことを徹底的に意識して欲しいんだ。
そのために本書を書いたわけ。
オレたちは豊かな国に生まれちまったから、今、この瞬間に一生懸命生きなくてもいい。
危険もないし、餓死もしない。スーパーに行って賞味期限切れのものはない。電車だって時間どおりに来る。これって、海外ならあり得ない。アメリカだってあり得ない。
ある意味、常に自分の感覚だったり、緊張感を持ってたりすることになる。ところが日本はその必要がない。
多くの人が、何も考えずに生きている。
いや、いろいろ考えているかもしれないが、それは「過去」や「未来」のことだったり。
でもさ、「過去」なんてどうでもいいでしょ。「未来」だって来るかわからないでしょ。
そう、明日死ぬかもしれないんだし。
結局、オレが何が言いたいかっていうと、
「今だけを生きると、エネルギーが出る」
ってことなんだ。
そして、エネルギーがある奴に、「人」「お金」「運」も引き寄せられてくるってことなんだ。
そうしたら、人生なんて楽しいことだらけだぜ。
本書を読んで、今を生きて欲しいんだ。
そして、今、この瞬間の「自分」を大切にして欲しい。
そう、今を生きるってことは、「自分」を大切にすることになるから。
長倉顕太
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