■「編集力」がある人が稼げる時代
書籍累計1000万部を販売してきた プロデューサー・長倉顕太。
長倉の師匠であり、『あなたの会社が90日で儲かる!』
の著者・神田昌典の名を世に知らしめた編集者・中西謡。
多数のベストセラーを世に送り出してきた
2人の「仕掛人」が明かす、
「ベストセラー創りの極意」
を初公開。
・出版したい人
・電子書籍を創りたい人
・人生を豊かにしたい人
・あの有名本の秘話を知りたい人
・ビジネスで勝ちたい人
…などにとって必読の1冊。
まずは、「まえがき」を下記からお読みください。
<まえがき>
◆すべての人に「編集力」は重要だ!
本書を手にとってくれてありがとう。
今回はオレの師匠である中西さんと、
「編集力」
をテーマに対談した。
「編集力」って聞くと、
「出版社の人しか関係ないんじゃないの?」
って思うかもしれないけど、全然そんなことはない。オレは今の時代こそ一番重要なのが「編集力」だと思ってるくらい。
なぜなら、
・今は「情報発信」する人が多い
・そもそも人生は「編集力」が重要
だからだ。
この辺については本編を読んでもらえばわかると思うけど、オレがつくづく感じるのが、
「他人からどう見られているかを気にしてる人が多いけど、自分をどう魅せるかを気にしない人が多い」
ってこと。これって同じようだけど、全然違うんだよね。「編集力」ってある意味、視点の置き方だったりするから、人生においてもすごく重要な能力の1つって思うんだ。
◆ビジネス書の世界を変えた男
そんなわけで中西さんと対談をとったわけだけど、中西さんはオレの師匠でもあり、ビジネス書の世界を変えた男。
神田昌典さんの名著、
『あなたの会社が90日で儲かる』
『非常識な成功法則』
を手がけた編集者。この2冊は間違いなく、ビジネス書を変えた。だって、これ以降、「誰でも本を書いていい」みたいな流れができたと思うから。
そして、その流れは電子書籍になり、まさに、セルフパブリッシングの時代に突入。だからこそ、いま「編集力」を身につければ、大きなアドバンテージになる。
ぜひ、「編集力」を身につけて面白い人生にしていきましょう。
<目次>
まえがき
第1章「編集力」の身に付け方
~1億総パブリッシャーズ時代の「編集力」の磨き方~
第2章 売れる企画、売れない企画の違い
~本を出すことへの社会的意義~
第3章 売れっ子編集者2人による「タイトルの極意」
~試行錯誤から生まれた売れるコピーの創り方~
第4章 誰もがローリングストーンズになれる時代
~音楽から学んだ次の出版ビジネスの未来~
あとがき
<著者について①>
KENTA NAGAKURA(長倉顕太)
1973年東京生まれ、学習院大学卒。プロデューサー、コンテンツマーケター。
大学卒業後、歌舞伎町で働き、その後、ギャンブルをやるために渡米。帰国後はフリーターなどを経て、28歳のときに出版社に拾われ、編集者としてベストセラーを連発。その後、10年間で手がけた書籍は1000万部以上に。現在は独立し、コンテンツ(書籍、電子書籍、オウンドメディア)のプロデュースおよび、これらを活用したマーケティングを個人や企業にコンサルティング。無名新人をプロデュースし、ベストセラー著者に導く手腕は高く評価されている。3万部でもベストセラーと言われる出版不況の中で、半分以上の書籍を5万部以上にしてきた。また、コンテンツを活用した個人や企業へのブランディングにも定評がある。尊敬する人は音楽プロデューサーのリック・ルービン。音楽をこよなく愛し、パンク、ロック、ヒップホップ、ジャズなどクラシック以外の音楽なら何でも聴く。また、好きな作家はチャールズ・ブコウスキー、JGバラード、リチャード・ドーキンス、阿佐田哲也。また、個人の情報発信が自由への近道ということで、自らのインディーズ的な活動としては、電子書籍作家としても毎月のペースで出版中。 2015年9月に初の紙の書籍『超一流の二流をめざせ!』(サンマーク出版)をリリースし、続く2016年2月に2冊目の紙の書籍『親は100%間違っている あなたの価値観を破壊する33のルール』を光文社より出版。
■主な手掛けた書籍
・怒らない技術 (嶋津 良智 著)
・「心のブレーキ」の外し方 (石井 裕之 著)
・なぜ、占い師は信用されるのか? (石井 裕之 著)
・英語は逆から学べ (苫米地 英人 著)
・なぜ、社長のベンツは4ドアなのか? (小堺 桂悦郎 著)
・略奪大国 (ジェームス・スキナー 著)
・30代でやるべきこと、やってはいけないこと (井上 裕之 著)
・クビでも年収1億円 (小玉 歩 著) ・仮面社畜のススメ (小玉 歩 著)
・不純な動機ではじめよう (原田 翔太 著)
・テトラポッドに札束を (和佐 大輔 著)
・自分を愛する技術 (加藤 秀視 著)
・ONE 「1つになる」ということ(加藤 秀視 著)
<著者について②>
Yo Nakanishi(中西謡)
「創立メンバー」として入社したフォレスト出版にて、初代編集長に就任。1999年に担当した『あなたの会社が90日で儲かる!』は、それまでのマーケティング本の「常識」をことごとく無視し、「3万部売れればベストセラー」と言われるマーケティング本の世界で、20万部以上の大ベストセラーに。
日本の中小企業の経営者で、神田昌典の名前を知らぬ人はいないほど、その名を知らしめた「仕掛人」。
その後も、2001年に担当した『あなたもいままでの10倍速く本が読める』(ポール・R・シーリィ著、神田昌典監訳)は、日本中に速読ブームを巻き起こし、現在までに速読本としては「異例」の50万部超のベストセラーとなり、今も売れ続けているロングセラーでもある。
その後担当した神田昌典著『非常識な成功法則』も、マーケターの書いた自己啓発書としては、異例の11万部超を売り上げ、経済評論家の勝間和代氏など、今も影響力の強い人物に絶賛される。ビジネス書、実用書、自己啓発書、すべての分野で「社会現象」を巻き起こした、出版界の「生きる伝説」とされている。
その後、フォレスト出版に入社した長倉顕太の才能を発掘し、10年間で1000万部を手がける大編集者に育て上げる。著者、編集者、ともに無名新人を大ベストセラー請負人に育て上げ、まさに「コンテンツ作り、人の売り出し方、育て方」すべてにおいてその手腕を証明した。これまで表に出ることを一切拒んできたが、高弟の長倉の処女作出版を記念して、初めて、そして特別に姿を表す。音楽とお酒をこよなく愛する、出版界の「異端児」。