無→不安→拠り所→価値→お金
2016-09-25 哲学
これだけ豊かになった時代において一番いらないのが、
争い
だと思うんだよね。
みんなで楽しくってのが一番良いし。
いま、若山さんとオレがやってる20代コミュニティで、
サンフランシスコに来てるけど、オレが伝えたいのは、
仲良く
ってことだったり。
なんで、そういうことを言うかっていうと、
人間が基本的に争いを好む
って思ってるし、世の中もそう仕向けるって思うから。
オレたちの生きている世界になんて、
なんの意味もない
わけで、
この世に価値のあるものなんかない
わけで、
そんな中でも生きていくから、
みんなわけわからないことになっていく。
つまり、この世は、
無
しかないのが根本。
でも、
無
だと、あまりにもつかみ所がなくて、
生きていてつらくなる。
とくに、今みたいに豊かになると、生きるために頑張らなくていいから、
余計に「無」であることが不安を生む。
そう、
無→不安
が生まれるわけだ。
そして、
不安だから拠り所を求め、
拠り所を求めるから価値を求め、
ってことになる。
そして、資本主義の世界においては、
価値=お金
なわけで、最終的には、
無→不安→拠り所→価値→お金
というサイクルに巻き込まれて行く。
もちろん、人によっては、
お金
が地位、資格、外見、実績になったり。
全部、お金に直結していくからね。
こういうものにしがみつくわけだ。
そこで、くだらないプライドを持ち、争いはじめる。
資本主義社会ではお金になりそうなものほど、
くだらないのに。
そして、資本主義社会でどうにもならない人たちは、
無→不安→拠り所→価値→スピリチュアル
に走っていく。
もちろん、教祖はお金が目的だけどね。
結局、オレが言いたいのは、
世の中は所詮「無」であることを認めよう
ってこと。
だから、不安にかられ、世の中のシステムに巻き込まれ、
自分が自分なのかわからなくなる
ってことになる。
オレたちは、生まれてから死ぬまで、
無
でしかない。
そういえば、先日やった
出版セミナー
でも、価値について深く話した。
この世に価値のあるもんなんてないのに、
価値を提供しようって感覚を変えろって話。
<2つのPodcastもよろしく>
長倉顕太の裏・人生哲学「親は100%間違っている」
https://itunes.apple.com/jp/podcast/zhang-cang-xian-taino-li-ren/id1085440567?l=en
井上裕之×長倉顕太の人生相談「自分で奇跡を起こす方法」
https://itunes.apple.com/jp/podcast/jing-shang-yu-zhi-zhang-cang/id1109764412?l=en
<オレの全著作が見れる著者ページ>
http://tinyurl.com/pfolmgf
<ベストセラー著者などとの対談満載!Youtubeチャンネル>
https://www.youtube.com/channel/UCMK0Ua9KV5zGjB2IIh6DTUw
<長倉顕太公式サイト>
http://kentanagakura.com/
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