オレが『超一流の二流をめざせ！』の冒頭に書いた、

サソリとカエルの話

は、結局は、

性（さが）には逆らえないってことを書いたんだ。
性っていうのは、わかりやすくいうと、

短所

だと思うんだよ。

つまり、

短所は治らない

ってこと。
これ重要だから。

でも、多くの人は短所を治そうとする。
たとえば、

時間を守らない人は、いっこうに治らない

し、

片づけが苦手な人は、いっこうに治らない

わけよ。
でも、ビジネス書とか読む人て、

できない部分を矯正しようとする
苦手な部分を矯正しようとする。

でしょ。

これって間違いなわけ。

人間関係が苦手な人は「話し方」の本読んでも無駄なわけ。
いつもミスる部下を怒っても無駄なわけ。

それよりも、

自分が得意なところを伸ばす

べきなんだよ。

できない部分を矯正しようとする
苦手な部分を矯正しようとする。

って苦しみを増やすだけ。
だって、一生できないんだから。

じゃあ、どうすればいいのか？

それは簡単で、

まず、できないことを認める

ってとこから始める。
そこで、

「できないんだから、どう対策するか」

ってことになる。

たとえば、オレなら、

単発のベストセラーを創るだけの才能がないって認めることで、
著者とよりそいトータルで勝てる勝負に出る

とか、

オリジナリティーあるコンテンツを創れないから、
組み合わせで勝負する

とかね。
たとえば、最近出会ったこの音源。
これって、ツェッペリンとビートルズの名曲をミックスしたわけ。

こうやって組み合わせで、新しい価値を生む。

※この曲を気に入った人はここでダウンロードできるよ。
http://soundhog.blogspot.co.uk/2012/03/whole-lotta-helter-skelter-beatles-led.html

でも、オレが「組み合わせ」に活路を見出せたのって、
自分が「オリジナリティー」がないって求めたからなんだよ。

だから、

短所は治らないから、
そこを治そうとしないこと、

だよ。

短所は治すんじゃなくて、認めるもの。

それが言いたい夜でした。
性には逆らえないんだよ。

ということで、まだ読んでない人は、

『超一流の二流をめざせ！』

の電子書籍版を買ってくれ。

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正直、

「もうリアル本を買ったよ」

って人もいるだろうけど、今回は、

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