損得マーケティングの終焉

2014-06-07 哲学

最近、オレのところに出版マーケティングを手伝う会社からFacebookメッセージがやたら来る。

「こういうマーケティングをすれば売れる」みたいな文句で。

てか、そんなんじゃ全然売れないよって感じ。10回どころか一回もベストセラーを出したことない奴のサービスなんてクソに決まってるのに。

一回だってまぐれ。やはり10回はないと詐欺だわな。

世の中、こんなのに騙されるヤツいると思うと笑える。出版に関するサービスは99%詐欺ってのがオレの見解だ。

ところで、昨日は加藤秀視さん『自分を愛する技術』出版記念トークライブだった。昨年出した『今すぐフォロワーをやめなさい』から1年間の準備期間を経ての出版。これだけ準備に時間をかけさせていただき、加藤さんには感謝しかない。

そこで、今回はいままでオレが疑問に思っていた損得マーケティングをやらずにいくことを考えた。

実際、冒頭に話したように、そんなビジネスがまかり通っているなら、もうそのマーケティングは超末期だからね。オレがフォレスト出版時代から徹底的にやってきた、特典をつける形でのマーケティングが終わりってこと。

確かに一時的な効果はあるから5万部とかを狙うマーケティングには適しているが、100万部は絶対にいけないと最近思う。

それは、特典で釣って買わせるような損得マーケティングでは人と人とが繋がっていかないからだ。

もちろん、フックとして使うこともあるけど、あくまでもオプション。

昨日、トークライブで最新のマーケティングについて話したが、それは時間も労力もかかる。でも、本当に人と人とを繋げる。

オレは本来、本を含めたコンテンツはあくまでの人と人とを繋ぐもの。出会いを創るためにあるって思ってる。著者だったら、読者同士が出会う場所を創るのがコンテンツ。

これはネットが発達したからできること。と思ったときに、損得マーケティングじゃ限界があるわけだ。まあ、ここからいろんな形でやっていくんで見ていて欲しい。

今日言いたかったのは、オレたちが洗脳されている「損得勘定」訴えた損得マーケティングじゃもうヒットは狙えないってこと。それをやっている時点で消費者をバカにしているに等しい。そんな奴らからは何も買わなくていい。笑。コンテンツは人と人とを繋げるもので、損得勘定じゃ人とのつながりは生まれない。共感したらシェアを。
ちなみに『自分を愛する技術』は6月10日以降に書店で買ってください。

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(「まえがき」も読めるし、読者限定セミナーも見れる)

 

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