ポジティブシンキングは洗脳装置

2014-01-04 哲学

世の中には何でもかんでもポジティブに考えるポジティブシンキング馬鹿がいる。

自己啓発系の本やセミナーでもそういうものが多かったりする。

これって、まじでやばいよ。

最近、オレはどうやったら、自分の言葉で生きれるようになるかって研究してるんだが、ポジティブシンキングはかなり危険だ。

だって、ポジティブシンキングってのは、どんな状況をもポジティブに考えるわけだから、多くの場合、そのまま受け入れることになる。

自分の思考を挟むことなく、起こったことをそのまま受け止めるというか肯定的にとるわけだ。自分の思考を入れず、いや、正確にはすべてをポジティブにとっていくわけだから、そこに自分なりの考えなんて入らなくなっていく。

そして、こうなった人間は、良い洗脳対象になる。自己啓発の本やセミナーがやたらとポジティブシンキングを言いたがる理由は簡単だ。

そう、最初にポジティブシンキングを叩き込めば、セミナー内容にも確実に満足するし、まわりも満足していくからポジティブな気分を味わえる。そうすると、その場は「集団催眠」がかかり、全員の気分が高揚するわけ。

そうすれば、何でも売れる。

だって、洗脳できるから。

だから、インチキな奴らほど、ポジティブシンキングを強要する。そして、そういう奴らほど「ワクワク」とか「幸せ」とかって言葉を使いたがる。

そう、その場の気分だけで感じれる感情だから。

現状は何も変わってなくても、現状はもっと最悪になってても感じようと思えば感じれる感情。

笑えるのが、インチキ速読セミナーなんかは、最初に「絶対にポジティンブなこと以外書かないように」とか言うらしい。

でも、多くの人はそういうもんが大好きだったりする。

さっきも言ったように、現状は何も変わらないのに高揚感を得れるからね。麻薬みたいなもんだ。その後は悲惨な人生が残るだけ。

ハイのあとはロウだ。

よく考えてみろよ。

オレたち人間は、いろんな感情の中で生きてるんだぜ。人それぞれが違う体験をしてきてるんだ。

それを全部、なんでもかんでもポジティブで考えるなんて狂ってるよ。

悪の感情がないほうが、おかしいよ。

矛盾してるし、複雑だから人間なんだよ。だから愛おしいんだよ。

ポジティブシンキング馬鹿なんかやってると、なんかの詐欺に引っかかるだけ。共感したらシェアを。

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