スタバは待ち時間長くていい

2013-04-01 哲学

先日の日経新聞に「スタバ、待ち時間短く」という見出しの記事があった。

コーヒー販売において、コンビニ、外食産業と激戦だかららしい。

でも、どうだろうか。

スタバはコンビニとかファストフードと戦うポジションなんだろうか。

この記事によるとスタバは効率化を進めていくとのこと。

私が思うに、スタバには「待てる人、金を払える人」だけをお客に選んで経営してもらいたい。コンビニでコーヒー買う人とは別の客層だ。

アメリカのスタバなんで待ちまくることが多いけど、誰も気にしてないし。

まあ、株主が他にいる経営の場合、増収増益を続けなければいけないから仕方ないかもしれないが。

私がこの記事で感じたのは、「効率化のワナ」である。

一見、効率化は良いことばかりのようだが、目に見えないものを奪っていくということ。

私がプロデュースした井口晃さん著『パワートーク』のキャンペーンを超不親切にやっているというのも、あえて手間をかけてほしいから。

一冊の本を買うだけならクリック1つで買えるけど、それ以上の経験をして欲しいから。

その一見、無駄に思える経験が実は人生には役立つということをわかって欲しいから。

私が自分のセミナーで宿題をたくさん出すのも、ただセミナー聞いて良い気分に帰らせたいからではなく、人生を変えて欲しいから。

だから、セミナー中に拍手させて盛り上げて気分良くしたりもしない。笑。

極論、すべてにおいて、効率よく満足度をあげるのは、簡単なんだ。

でも、あえてそれをしないのは、効率よく「答え」を教えるだけでは成長がないからだ。

すべてにおいて効率化だけを追求すれば、自らその他多勢と同じになるようなもの。

非効率でも選ばれる存在になることがビジネスで必要。価格も同じ。

お陰さまで『パワートーク』はブックファースト梅田店で総合2位。新宿店で総合7位まできました。

http://www.book1st.net/ranking/0002/0001/page1.html

http://www.book1st.net/ranking/0001/0001/page1.html

私が独自で行っているキャンペーンは、4月7日まで延期しています。https://asp.jcity.co.jp/FORM/?UserID=nagakurak&formid=108
<累計400万部のベストセラー作家・浅見帆帆子さんin 丹後>
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