★自己啓発書のベストセラーを連発しているプロデューサーの告白

「ナポレオン・ヒルはもう時代遅れ」

本書は10年間で1000万部以上のビジネス書を手がけたプロデューサーによる「新しい時代の自己啓発書」だ。

情報発信が誰もができる時代になったにもかかわらず、未だに古い成功法則を盲信する人、
霊感商法的なワイワイ騒ぐセミナーに騙され続ける人、
「癒し」ビジネスの犠牲者、

などを生む「仕組み」や「手口」を暴露するとともに、

これからの生き方

を提示している。

発売2ヶ月で10万部突破の『自分を愛する技術』(加藤秀視著)などを手がけるプロデューサーによる電子書籍第5弾!

<まえがき>

◆思考は現実化しない!

本書を手にとってくれてありがとう。

もうこれで電子書籍としては、第5弾になるんだけど100冊は出したいと思ってるからまだまだガンガンいくつもり。

しかも、今回からは書き下ろしも入れた。実は今までの電子書籍はオレが出してるナガクライズムレターというメルマガをまとめたものだったんだけど、さすがにストックがなくなってきたわけだ。

だから、読むのを楽しみにしていて欲しい。

オレはビジネス書の世界やセミナーの世界でずっとトップで仕事をしてきた。ビジネス書なら1000万部以上売り、セミナー関連で100億円以上やってきた。
そんなオレが言うんだから間違いないことがある。

それは、

「思考は現実化しない」

ってことだ。

正確には、

「多くの人は自分の思考がない。他人の思考を自分の思考と勘違いしてるだけだから、身体がついてこない」

ってことだ。

わかる?

だって、オレたちの頭の中は完全に洗脳されているから。完全に「他人の思考」が入ってしまっている。たとえば、親や学校や社会といったものがオレたちの頭を支配している。

そんな「他人の思考」が現実化するわけないだろ?
確かにオレたちの身体は、自分の思ったように現実を動かす。どんな環境にも適応する。

でも、それはすべてオレたちの身体が心底望んだものだけだ。でも、オレたちは、あまりにもいろんな情報に洗脳されすぎてて、もはや自分をまったく持っていない。

そんな現代に生きる日本人に対して、

「思考は現実化する」

って言ったって、所詮、成功者たちの戯言でしかない。もちろん、思考を現実化してしまう「すごい人」は今でもいるけど、それは本当に「すごい人」であり、オレたち凡人とは関係ない話。

◆間違いだらけの成功法則

結局、今までの成功法則ってのはすべて、

「たまたま成功した『すごい人』の戯言」

なんだよ。でも、結局、成功した人しか情報発信できない時代が長く続いたから、あたかも当たり前のように定着しているだけ。

よく言われることだけど、どの成功法則も同じことを言ってるわけだよ。それは、

「行動しろ」

ってね。そりゃ行動すれば人生は変わるよ。
でも、オレたちは行動できないから困ってるわけ。

そうだろ?

オレたち凡人は、頭でわかってても行動できないから困ってる
んだから。なのに、「行動しろ」って、それはないだろ。

◆自分のために頑張れない

そんな疑問をオレはここ数年感じてたわけだ。ところが、独立して二年たった今、なんか見えてきたものがあるんだ。

それが本書のタイトルでもある

「ギブギブギブが現実化する」

っていうこと。最初にそれを感じたのは、オレが独立したてのときだ。独立した直後に、オレが昔から仕事をしている著者をはじめとする人たちがオレを徹底的に応援してくれた。

オレは10年間必死に本のため、著者のために生きてきた結果、応援されるようになってたってこと。そこで感じたのが、

「人を勝たせる奴が勝つ」

ってこと。昔からの成功法則は「自分が勝つための方法」だったし、人を勝たせるようなことを言っても、結局は自分のためだったわけ。

でも、よく考えてみてほしい。

アナタは自分のために頑張れるか?

ってことだ。

無理じゃない?

自分のために頑張るって。

そりゃそうだよ。これだけ豊かな国で暮らしていて、衣食住は最低限満たされてるわけだから、これ以上、身体は何も望まない。
だから、オレたちは自分のためになんか絶対に頑張れないんだよ。

オレだって著者のためだったから頑張れたわけだ。
絶対に自分のためになんか頑張れない。

でも、多くの人は頑張ろうとする。でもできないから、自分を責める。そうやって、「自分はできない」と責め続ける人生が始まるわけだ。

だから、最初から、

「自分のためになんか頑張れない」

ってことを知るべきなんだ。昔からある成功法則は無視するべきなんだ。

結局、オレたちがやるべきことは、

「ギブギブギブすること」

なんだ。

ただ、勘違いして欲しくないのは、本書の中にも書いた通り、

「自己犠牲的なギブギブギブは迷惑なだけ」

だから、そこを間違わないで欲しい。

自己犠牲ほど迷惑な話はないから。

本書を読み進めれば、オレのいうギブギブギブの本当の意味がわかるはず。
ところで、オレは今年の二月に昨年台風被害にあったフィリピンのチャリティセミナーをやった。そこで約120万円が集まったから、オレ自身も同額である約120万円を寄付。

その結果、7月にはフィリピンに小学校が建ったんだ。正直、チャリティも面白そうだからやっただけ。

でも結果的に小学校が建った。

それでよくない?

このときに、本当に

 ギブギブギブが現実化する

って思ったんだ。だから、本書の売上の全額をフィリピンに寄付するつもりだ。本書を良いと思ったら友達に勧めてくれると嬉しい。

では、あとがきで会いましょう。

長倉顕太

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