実績は未来に残す

2012-12-12 哲学

出版関係の人がよく言うのが「売れたら広告出す」とか「売れてから、なにか考える」とか。

はっきり言ってバカなんじゃないかと思う。

これは、「売れるまで何もしない」ことを意味すると同時に「最初から何もする気がない」と言っているようなもの。

何もしなくていいと思えば、何も考えなくなるのが人間なのに。

なんのために本を作っているのだろうか。

編集者の仕事は価値あるものを多くの人に広めることのはずなのに。

だから、私は最初からベストセラーを作るつもりで動く。

といっても、私がやるというよりは、著者にどう動くかを指示していく。

だから、10年で1000万部という結果を出すことができた。

これは人生も同じ。

最初に未来に実績を置き、そこから今やるべきことを考える。

ひたすら目の前だけを見ていては、結果は出ない。

だから、先に実績を未来に残す。たとえば、本だったら、最低でも10万部いくように動く。

企画もそこから考える。

そうすれば、結果はついてるし、目の前の小さな悩みに立ち止まってる暇はなくなる。